ここ数年の間カケロマでも松食い虫の被害が深刻です。
戦後植林された松がこの害虫被害のために約8割近くが枯れています。
一見すると内地の秋の山のように紅葉しているように見えるのですが亜熱帯地域の奄美では紅葉はしません。ましてや針葉樹の松の葉です。
これは松の材線虫という害虫がマツノマダラカミキリによって媒介されて広がったものです。
写真のようにカケロマの山々は今赤茶けた色からグレーの松でいっぱいになっています。
今瀬戸内町では森林伐採の要領で被害木を切り倒していますがまだまだ被害は広がる一方です。
これも地球の生態系のバランスが崩れている一部分かもしれないです。