3月上旬いよいよ棟上式です。
島では棟上が一番盛大で集落やそれ以外からも皆さん餅投げの儀式に参加します。
このときに棟の一番高い場所に紫微鑾駕の文字を書いた板を棟木に掲げて建物の無事とその家の繁栄を祈り除災招福の護符とします。
紫微鑾駕とは北極星の神が駕籠に乗って来ることを意味します、これは沖縄・奄美地方のみに古くから伝えられている習慣で昔からこれを行った家は周りの大火事の際にも延焼を免れ残ったと言われ全ての厄災から守られるそうです。
この言葉の響きと言い伝えの中に北極星があったことがもともと星にちなんだ名前にしようと考えていたイメージとぴたりと合ってこれが私たちの宿のネーミングの由来になりました。